Itsukaraの日記

最新IT技術を勉強・実践中。最近はDeep Learningに注力。

第一級陸上無線技術士試験に合格

7月10日~11日に受験した第一級陸上無線技術士試験に合格しました。

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本日、無線従事者免許を申請したので、約1カ月後に免許取得予定です。

試験直前の約1か月間の土日、試験勉強だけに集中した甲斐がありました。

この期間の土日は、何時も参加しているシンギュラリティサロンやMachine Learning 15 Minutesに欠席し、本当に試験の勉強だけやっていた気がします*1

本試験は、陸上無線技術士の最上位試験であり、昨年合格した第一級陸上特殊無線技士試験と比べて格段に難しかったです(昨年の試験はほぼ満点で合格)。

参考書・問題集は下記4冊を以前から購入してましたが、あまり読めておらず、本格的に勉強を始めたのは試験の約1か月前でした。非常に焦って勉強しました。

  • ①一陸技・無線工学の基礎 完全マスター (461ページ)
  • ②一陸技・無線工学A 完全マスター (445ページ)
  • ③一陸技・無線工学B 完全マスター (433ページ)
  • ④一陸技・無線従事者国家試験問題解答集 (760ページ)

上記①、②は読み終えたのですが、③は半分しか読めませんでした。④に至っては、1/10も読めませんでした。また、これらとは別に、無線法規も勉強する必要があったのですが、間に合わず、昨年使った第一級陸上特殊無線技士試験の参考書に目を通す時間しかありませんでした。

そのため、試験に際しては、各問題の解き方が分からず、非常に時間を掛けて粘りました。他の受験生は、次の科目の準備のために、試験時間の半分ぐらいで退出していましたが、当方は全ての科目で最後まで粘り、退出時には部屋に2~3名しか受験生が残っていませんでした(1つの部屋で100名程度が受験)。試験後に公開された正解を基に自己採点したところでは、感を働かせながら粘って回答した問題が結構正解していたので、粘った甲斐がありました。

ちなみに、下記が自己採点結果で、結構ギリギリでした。

無線工学の基礎 無線工学A 無線工学B 法規
満点 125点 125点 125点 100点
合格点 75点 75点 75点 60点
自己採点結果 113点 91点 95点 72点

なお、参考書は、非常に詳しく書かれており、試験の受験という目的以外、手元に置いておく技術書としても読む価値があります。今回の試験では、十分に読み込めない部分が残ったので、これからも、続けて読んでいきたいと思います。

参考:①一陸技・無線工学の基礎 完全マスター

1陸技・無線工学の基礎完全マスター―第一級陸上無線技術士

1陸技・無線工学の基礎完全マスター―第一級陸上無線技術士

参考:②一陸技・無線工学A 完全マスター

1陸技・無線工学A〈無線機器〉完全マスター 2015~―第一級陸上無線技術士

1陸技・無線工学A〈無線機器〉完全マスター 2015~―第一級陸上無線技術士

参考:③一陸技・無線工学B 完全マスター

一陸技・無線工学B アンテナと電波伝搬完全マスター〈2014‐〉

一陸技・無線工学B アンテナと電波伝搬完全マスター〈2014‐〉

参考:④一陸技・無線従事者国家試験問題解答集

一陸技<第一級陸上無線技術士> (無線従事者国家試験問題解答集)

一陸技<第一級陸上無線技術士> (無線従事者国家試験問題解答集)

参考:昨年合格した第一級陸上特殊無線技士試験

itsukara.hateblo.jp

*1:ただ、土日1回は、妻が楽しみに見ているスカパーのアンテナが受信不能となり、この対応に追われました。原因は、隣の家が建て替え中で、足場が当家まで迫っており、パラボラを邪魔していたためでした。ただ、アンテナの位置を変えていくら調整しても受信できず、結局、スカパーの無料アンテナ調整のお世話になりました。

【DRL,Montezuma】スライドPageViewが1万超+1万4千超

1年半以上前に作成、約1年前に最終更新した2つのスライドのPageViewが、1万超/1万4千超となりました。それなりに見て頂いているようで、嬉しいです。

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ちなみに、英語版と日本語版の中身は、基本的に同じです。

英語版スライドの効果と思いますが、最近、外人からのLinkedin繋がりリクエストが増えます。とはいっても、1週間に1人ぐらい、合計121人に過ぎませんが...

でんき家計簿:Selenium関連コード修正

1年半ぐらい前に、東京電力の「でんき家計簿」からデータをスクレイピングするツール(でんき家計簿データ抽出ツール)を書いたのですが、最近、Promiseの記事を読んだら、ネストの深い既存コードを、ネストの浅いPromiseチェーン形式でスッキリ書けることが分かったので、改修しました。

Promiseに加え、下記も変更しました。

  • 待ち時間指定を指定した「前日分表示完了待ち」を排除。
  • 「前日ボタン」未表示時の異常終了を回避。(正常終了)
  • ファイルへ書出終了後に、メッセージを出力。

以上により、以前と比べて表示遅れの影響を受けにくくなると共に、正常終了を判定し易くなりました。

なお、今回、気付いたのですが、「でんき家計簿」は電力自由化以前の料金プラン契約者専用で、自由化後の新しい料金プランのWEB検針票および使用量と料金のグラフは「くらしTEPCO」を見る必要があるとのこと。また、最新2年間のデータしか見れなくなったようです。

当方は東京電力未契約のため、「くらしTEPCO」は試すことが出来ず、未対応です。また、当方の電力使用量データは2016/8/18までしかないため、2018/8/18以降は「でんき家計簿」で見れるデータが無くなるため、「でんき家計簿データ抽出ツール」を試すこともできなくなります。

どなたか、「くらしTEPCO」のデータを見れて、時間毎の電力使用量を抽出したい方がいらっしゃいましたら、本ツールを「くらしTEPCO」対応に書き換えて頂けると、ありがたいです。

Promiseの記事

developer.mozilla.org

でんき家計簿データ抽出ツール

github.com

マウスコンピュータPC起動せず(マウスで電源ボタン作成)

以前(2016/7/6)に書いた記事で、マウスコンピュータPCが起動せず、電源交換など色々やったが、結局、電源ボタンが原因だったことを書きました。

当方のサイトでは、常にその記事「マウスコンピュータPC起動せず(電源ボタンが原因と判明)」のアクセスが一番多いので、困っている人が多いのだと、思います。

その後、電源ボタンの色々な場所、例えば左端や右端、右上端などを押して凌いでいましたが、とうとう、どこを押しても電源が入らなくなってしまいました。

そこで、10年以上前に使っていたMacのマウスを掘り起こして少し改造し、電源ボタンを作成しました。今のところ、非常に調子が良いです。f:id:Itsukara:20180328010550j:plain

ちなみに、Macのマウスを使ったのには意味があります。マウスのボタンに使われているマイクロスイッチは、一日に何百回もクリックされても、何年も故障せずに使え、結構耐久性があります。また、最近のマウスに繋がった線は、非常に細い銅線が使われており、半田付けの素人である当方には半田付けが難いですが、Macの古いマウスでは太い線が使われており、半田付けが容易なためです。

なお、改造は次のように実施しました。

  • マウスの裏側のねじを外し、マウスを上部と下部の2つに分解
  • マウスの内部にあるプリント基板を取出す
  • プリント基板上のマイクロスイッチの端子にテスターを当て、マウスのボタンを押したときに導通する2つの端子を探索
  • マイクロスイッチの端子(上記2端子)の周辺の配線をカッターで削取る
  • プリント基板上に繋がった線(実際はプリント基板に刺さったコネクタに繋がった線)のうち2本を切断し、マイクロスイッチの端子(上記2端子)に直接半田付け
  • マウスの線をPC接続コネクタの近くで切断し、被覆をはがして、マイクロスイッチに繋げた線と同じ色の線2本を引出し、半田付けに向け被覆を剥がす
  • 上記の線2本にテスターを当て、マウスのボタンを押して導通テスト実施
  • マウスコンピュータPCの主電源切断
  • マウスコンピュータPCの電源スイッチに繋がった線を、電源スイッチの近くで切断し、ケース前面の拡張スロットの隙間から外に引出し、被覆を剥がす
  • マウスコンピュータの電源スイッチ線2本とマウスの線2本を半田付け
  • マウスコンピュータPCの主電源投入
  • マウスのボタンを押し、マウスコンピュータPCの電源が入るか確認

以上で、マウスコンピュータPCを起動するマウスが、0円で完成です。
ちなみに、マウスコンピュータに修理依頼すると25000円掛かります。

以前の記事

itsukara.hateblo.jp

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google検索のトップに表示

会社で自分のブログ記載の情報を使いたかったので、当方のハンドル名「itsukara」で検索したら、自分のブログやGithubがトップ3に載っていた。
試しに、スマホchromeで検索したら、1位と2位だった。

スマホchromeでの検索結果

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非常に嬉しかったので、思わず、twitterfacebook、linkedinなどに投稿した。

ただ、自分の検索履歴等が影響している可能性もありそう。

そこで、自宅で、敢えてMicrosoft Edgeでww.google.cojpを表示し、googleにログインせずに表示したところ、下記のように、ブログはトップ、Githubは3位という結果だった。おそらく、他の人の環境でも、同じ結果になると思われる。

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おそらく、2月初旬ごろに書いたGoogle Colaboratory関連記事が俄人気でアクセスが多かったのが、影響していると思われる。

興味を持って頂いた方々に、感謝いたします。

シンギュラリティ後の世界で差別は無くなる?

最近、国内で「老害」という言葉が何の躊躇もなく悪意を持って使われており、結構気になっています。

性別や人種に基づいて差別することがタブーなのと同様に、年齢で差別するのもタブーなはずなのですが... 少なくとも、米国では年齢で差別することはタブーと思います。

女性や有色人種の人たちが、自分たちの権利を確保するために大規模な活動を実施したのと同様に、年齢差別に対しても、何らかの運動が必要な気がしています。

なお、知能や能力の低い人たちが低賃金で酷使されているとい状況は、現在でもまかり通っていますが、これも差別の一種だと思います。

将来的には、AI活用による医療技術の加速度的な進歩と、知識労働の支援により、人間どうしの体力差・知能差が減少することにより、「差別」という言葉自体が死語になることを期待しています。

ただ、お金などの所有資産や、行使できる権限の範囲などまで含めて、全てが平等になる世界が来るかは未知数ですね。なぜなら、そのような世界を目指していない人が、現在は沢山いると思われるためです。

シンギュラリティ後の世界はどのようにすべきかを、十分に考える必要があると思います。