Itsukaraの日記

最新IT技術を勉強・実践中。最近はDeep Learningに注力。

シンギュラリティ後の世界で差別は無くなる?

最近、国内で「老害」という言葉が何の躊躇もなく悪意を持って使われており、結構気になっています。

性別や人種に基づいて差別することがタブーなのと同様に、年齢で差別するのもタブーなはずなのですが... 少なくとも、米国では年齢で差別することはタブーと思います。

女性や有色人種の人たちが、自分たちの権利を確保するために大規模な活動を実施したのと同様に、年齢差別に対しても、何らかの運動が必要な気がしています。

なお、知能や能力の低い人たちが低賃金で酷使されているとい状況は、現在でもまかり通っていますが、これも差別の一種だと思います。

将来的には、AI活用による医療技術の加速度的な進歩と、知識労働の支援により、人間どうしの体力差・知能差が減少することにより、「差別」という言葉自体が死語になることを期待しています。

ただ、お金などの所有資産や、行使できる権限の範囲などまで含めて、全てが平等になる世界が来るかは未知数ですね。なぜなら、そのような世界を目指していない人が、現在は沢山いると思われるためです。

シンギュラリティ後の世界はどのようにすべきかを、十分に考える必要があると思います。