SORACOM開通しました
到着から時間が経ってしまいましたが、SORACOM USBドングルをWindows 10ノートに繋いでみました。手順は説明書に書いてある通りで、下記です。
- USBドングルへのSIMカード挿入
- 届いたのはNano SIMで、USBドングルは標準SIMなので、SIMサイズ変換アダプタを2つ重ねて利用(Nano->Micro、Micro->Standard)。
- なお、USBドングルの説明書には、「故障の原因になるのでSIMカードサイズ変換アダプタは使用しないでください」と書いてあります。
- スターターキット内で、このように矛盾しているのは問題だと思います。
- 接続ソフト(AK-020 Dialer)インストール
- SORACOMユーザコンソールでSIMを登録、使用開始
- WindowsでAK-020 Dialerを起動してSORACOMに接続
- AK-020 Dialerを起動すると、SORACOMの設定情報が予め入っていたので、接続をクリックして接続。
接続後のAK-020 Dialer画面は、下記のような感じです。
Chromeを開いて、適当に文字列を打って検索したら、表示が非常に遅かったです。SORACOMユーザコンソールで、SIM毎に速度クラスを設定できるので、s1.standard(512kbps)からs1.fast(2Mbps)に変更したところ、まともに使えるようになりました。
IOTに使うには、ホスト側のドライバが必要であり、Raspberry piならばLinuxドライバをインストールして繋がるようです。Raspberry piはメモリが512MBもあるので、Linuxが動きますが、ESP8266のようなマイコンでは、メモリが1MBも無いのでLinuxは動かず、LinuxドライバでUSBドングルを接続するのは無理ですね。
ESP8266関連サイトでUSBドライバの情報を探しましたが、見つかりませんでした。同サイトでは、「ESP8266にUSB経由で通信モジュールを繋ぎたい」という質問はあったのですが、「かなり難しく、通信モジュールを使いたいならば格安のスマホを使ったほうが良い」との回答でした。確かに、その通りかもしれません。
ESP8266から格安スマホにWiFiで繋いで利用する手もありますが、当面は、USBドングルをWindows 10ノートPCに繋ぎ、屋外でPCを使う際に活用しようと思っています。