宇宙の大きさ=宇宙のシュバルツシント半径?
過去の記事で宇宙の大きさ、質量、シュバルツシント半径などを、色々と計算してみましたが、今度は観測可能な宇宙 - Wikipediaの最後の方に書かれた「星の密度の測定値に基づいた推定」に基づいて、宇宙の部分空間のシュバルツシント半径を計算してみました。
部分宇宙の半径が全宇宙の何%であるかを横軸にして、部分宇宙の半径とシュバルツシント半径(単位は光年(ly))を縦軸にしてグラフを作成してみました。
物質だけの場合、物質+DM(ダークマター)の場合、物質+DM(ダークマター)+DE(ダークエネルギー)の場合のそれぞれでグラフを作成したところ、物質+DMの場合は、部分宇宙の半径が100%の時、つまり半径が丁度宇宙全体と同じ時に、部分宇宙の半径とシュバルツシント半径が同じになりました。
これは偶然かもしれませんが、何か、出来すぎな気がします。宇宙が膨張したときの半径が、シュバルツシント半径と同じになるように、宇宙内の物質+DMの量が増えていると仮定した方が自然な気がします。
物質だけの場合
物質+DMの場合
物質+DM+DEの場合
計算結果の表