Itsukaraの日記

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宇宙の全質量に関するメモ

  • 2017/9/18 数値が少し違っていたので修正しました。

宇宙の全質量を中性子にして並べたらどのくらいの大きさになるか気になったので、超大雑把に計算してみました。宇宙全体で2兆個の銀河があり、各銀河で2千億個の恒星があり、ダークマターダークエネルギーを含めると、その20倍の質量があるものの、全宇宙が含む質量を中性子にして並べると、太陽系の天王星までが入る立方体に収まってしまう分かりました。結構小さいですね。具体的には、4.8立方光時(一辺が光速で4.8時間の立方体)に収まってしまいます。ちなみに、天王星までを含む立方体の一辺の長さは5.3光時です。

下記、計算結果をメモしておきます。物質だけでなく、ダークマター(DM)、ダークエネルギー(DE)を含めた表としました。

項目 物資のみ DM含む DE含む
宇宙の銀河数 2兆個 (2e12) 同左 同左
銀河の恒星数 2千億個 (2e11) 同左 同左
恒星の平均質量 2e30 Kg 同左 同左
宇宙の質量 8.0e53 Kg 5.2e54 Kg 1.6e55 Kg
中性子の質量 1.67e-27 Kg 同左 同左
宇宙の中性子換算数 4.8e80個 3.1e81個 9.8e81個
中性子の半径 1.2e-15 m 同左 同左
中性子外接立方体体積 1.4e-44 ㎥ 同左 同左
宇宙の中性子換算体積 6.6e36 ㎥ 4.3e37 ㎥ 1.4e38 ㎥
上記含む立方体の辺長 1.9e12 m 3.5e12 m 5.1e12 m
上記Km 19億Km 35億Km 51億Km
上記光時 1.7光時 3.2光時 4.8光時

意味があるか分かりませんが、宇宙の全質量に対するコンプトン波長は下記です。「宇宙は、1.4e-97 mの揺らぎから発生した?」とか、妄想してみたりして...

宇宙のコンプトン波長 2.8e-96 m 4.3e-97 m 1.4e-97 m