機械学習
A3C+に独自機能(On-Highscore-Learning)を加えたプログラムでのMontezuma's Revengeの強化学習を試行中です。学習に時間が掛かるため、最適なパラメータを探索できず、山勘で選んでいると書きましたが、実は、学習が終了するのを待ちきれず、学習途中でも、…
9/1の記事と9/3の記事で、Variational Autoencoderの中間層の話を書きましたが、その後、山田さんから「中間層が5次元での画像の再現状況は?」との質問を頂きました。これを改めて確認しました(後述)。ちなみに、当方は、VAEに詳しいわけではなく、単にVAE…
9/1の記事で、Variational Autoencoderの20次元中間層の構造に関して記載し、なぜか20次元のうち20次元のみが活性化されている件を書いたところ、本件を紹介頂いたNTT研究所山田さんから、次元を変えても10次元のみが活性化されるか確認してみると良いのでは…
直前の記事で、Montezumaで最高得点2600点が出たことを書きましたが、これはとても不思議なことです。つまり、49M STEPSのTraining中に2600点が出なかったのに、プレイ動画生成での10回程度のプレイ時に26000点が出たのは、確率的に見て非常に不思議というこ…
A3C+独自機能("on-highscore-learning"と命名、OHLと略記)でMontezuma's Revengeを評価しており、平均点500点強で伸びなくなり49M STEPSで中断しましたが、Trainingデータでのプレイ動画を撮り忘れたので念の為撮ったところ、何と、初の最高得点2600点を取得…
A3C+の論文に基づいたコードでMontezuma's Revengeの得点要因を調査し、当方が独自で入れ込んだ「高得点が出た時に、その履歴(状態、アクション、得点の履歴)から学習させる機能("on-highscore-learning"と命名。OHLと略記)」の効果が高いことを昨日の記事に…
Tensorflowの実験をしていると、Tensorflowを使った他の実験はGPUメモリ不足でエラーとなり、あまり色々なことができないので、以前の記事で書いたpseudo-countのデータを視覚化してみました。 期待値画像 pseudo-countの計算のために、ゲーム画面の各画素に…
A3C+の論文に基づいたコードでMontezuma's Revengeの得点要因を調査しているところですが、直前の記事での予測のように、当方が独自で入れ込んだ「高得点が出た時に、その履歴(状態、アクション、得点の履歴)から学習させる機能」の効果が高いことが分かりま…
これまで書きましたように、A3Cにpseudo-countを入れたコード(A3C+)で、Atari2600のMontezuma's Revengeで最高得点2500点が出たり、平均得点が400点を超えるなど、良い結果が得られています。学習途中でi-node不足で異常終了したため、既存pseudo-countデー…
昨日(8/31)、全脳アーキテクチャ勉強会のオフ会に参加したところ、NTT研究所の山田さんがVariational Autoencoderの話をされ、MNISTのデータに対して20ノードの中間層まで圧縮できる話を伺いました。これだけ圧縮すると、いわゆる「おばあちゃんニューロン」…
直前の記事記載のように、A3c+でMontezuma's Revenge学習中にi-node不足で途中終了したので、終了前のpseudo-countデータ無しで途中再開して試しています。学習曲線は以下のようになってます。 平均得点が元のレベル元に戻るまで5M STEPS弱掛かってしまいま…
直前の記事で、pseudo-countの保存機能の無い版のソースコードを公開したと書きましたが、やはり、pseudo-count無しの途中再開は、中断前の平均得点に戻るまで時間が掛かりそうです。下記が、pseudo-count無しでの再開の状況です。誰か、pseudo-countのセー…
DeepMind社の論文[「[1606.01868] Unifying Count-Based Exploration and Intrinsic Motivation」記載のpseudo-countのA3C on pythonでの実装について、防備録を残しておきます。なお、論文は抽象化して書かれていますが、当方の当面のターゲットはAtari2600…
直前の記事で途中経過を記載した件、途中でエラーとなり終了してしまいました。「No space left on device ...」と出ていますが、「df -h」でみると容量はまだ余っている様子。よく見ると「os.makedirs」でエラーが出ているので、i-node不足の可能性があり、…
少し前の記事で記載しましたように、Deep LearningのA3C論文再現コードに、最新論文の手法(pseudo-count)を加えて改造し、トライアル実行中です。途中経過ですが、非常に良好なので報告させていただきます。下記のように、18M STEPS辺りから平均点数が急激に…
8/26の記事で記載しましたように、Deep LearningのA3C論文再現コードに独自の改造を加えて色々試しています。A3Cだけでは殆ど点数が取れないゲーム「Montezuma's Revenge」で高得点を取ることが現在の目標です。A3C論文再現コードを書いたmiyosudaさんから、…
直前の記事の続きです。400点の動画も撮れましたので、載せておきます。100点取れていれば、400点になるのは、ごく簡単ですね。ご参考まで。 youtu.be 注意 コマンドを少し改造しました。最新版をGithubからfetchのうえ、動画変換は、下記コマンドを利用くだ…
相変わらず、Deep LearningのA3C論文再現コードを改造して遊んでいます。以前に書きましたように、Montezuma's Revengeでは、殆どのエピソード(1回のゲーム)で得点が0です。しかし、得点が得られた時にプレイ動画を見たいと思いました。そこで、プログラムを…
AWSが期間限定(8月23日12:00~25日12:00までの48時間限定)で、$25分の無料利用クーポンをプレゼントするキャンペーン中です。性能の非常に低いインスタンスならば元々1年間無料で使えますが、それに加えて$25分を自由に使えるというものです。機械学習のイン…
Deep Learningの実験にクラウドは欠かせないと感じており、Google Cloud Platform (GCP)やAmazon Web Servicesの無料試用枠を活用しています。今後は、Microsoft AzureやIBM Softlayerの無料試用枠も活用する予定です。実験にあたっては、色々なクラウドで同…
一度誤った情報を書いてしまったので、削除の上、新たに書かせて頂きます。 経緯 相変わらずA3C再現コードを、Breakoutでの学習曲線の変化を確認していますが、私が参加している勉強会Do2dleでは、A3Cの論文でSOREが低いMontezuma's RevengeのSCOREを上げる…
下記でDeepMindのDQN再現コードを試行した話を書きましたが、当方のマシンではメモリが16GBしかないため、Replay Memoryが0.4M個に制限されていました。そこで、試しにReplay Memoryをメモリ上で圧縮する処理を入れてみたところ、Replay Memory用のメモリサ…
下記でDeep Learningの最新技術A3Cでゲームbreakoutを試したことを書きましたが、よく考えたら学習済networkをgithubにアップロードするのを忘れていました。先ほどgithubにアップロードしました。試したい方はどうぞ。itsukara.hateblo.jptensorflowが動く…
Tensorboardのグラフが貧弱なので、自分でグラフ化ツールを試作した話を下記で書きましたが、多少アップデートしたので掲載します。少しでも役立つ方がいれば幸いです。itsukara.hateblo.jp新版では、グラフを一度表示後、ファイルに順次追加されていくデー…
Do2dle勉強会という機械学習関連の勉強会に参加しており、月に2〜3回のペースで集まって、本の輪講などを行っています。一人で本を読んでいるのと異なり、勉強会では本の内容に関して色々と議論するので、とても刺激になって楽しいです。ちなみに、Do2dle…
下記の記事で書いたA3C再現コードの修正版をGithubに載せました(pull request中)。 ご参考まで。 itsukara.hateblo.jp 掲載場所 修正版:https://github.com/Itsukara/async_deep_reinforce 「Branch」で「breakout」を選択してZIPファイルをダウンロードす…
7/30(日)に開催されたシンギュラリティサロンに行ってきました。「人類を再発明するのに必要なこと」というタイトルで、理化学研究所の高橋 恒一が講演を行いました。少し怪しげなタイトルと感じたのですが、かなり真面目な話で、シンギュラリティに対する取…
Tensorflowでは、ゲームSCOREなどのスカラ値をTensorboardでグラフ化してくれるのはありがたいのですが、グラフが荒すぎます。また、移動平均など、当然必要と思われる機能がありません。せめて、移動平均ぐらいは出して欲しいです。試しに、ゲームSCOREとそ…
前回の記事で書きましたように、DeepMind社の最新論文Asynchronous Methods for Deep Reinforcement Learning、16 Jun 2016に書かれた手法A3C(Asynchronous Advantage Actor-critic)の再現コードをGithubで見つけたので、実際に走らせて試行中。 Pongの学習…
DeepMind社が有名になるキッカケとなった論文「Playing Atari with Deep Reinforcement Learningの内容を実装して試した記事「DQNをKerasとTensorFlowとOpenAI Gymで実装する」を、深層学習の輪講メンバーで読みながら、実際に実行させて試しています。必要…